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答 古い契約の民にゆだねられた神のみ言葉を書き記した旧約聖書と、
イエス・キリストによって啓示された神の永遠の目的を書き記した
新約聖書から成っており、救いに必要なすべてのことがここに記さ
れています。
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『聖書』が教会の会議で正典(Canon=信仰の基準)と定められた言葉であることは前回お話しました。つまり教会の信仰の基準となる言葉です。教会はその言葉を「神のみ言葉」と表現しているのです。
『聖書』には『旧約聖書』と『新約聖書』があります。旧約は古代イスラエル人の歴史の中で働かれた神が証しされています。新約はイエスの生涯とイエスをキリストと証しした弟子たちを始めとするキリスト者の証言が記されています。
「約」というのは、Testament の訳です。「契約」「約束」という意味ですが、語源は「遺言」という意味です。つまり聖書の民がその歴史、生活の中で神とどのように出会い関わって生かされてきたのか、その悲しみ、嘆き、悔い、喜び、感謝、そして讃美が詰まっているのです。それを子ども、孫たち、子孫に伝える遺言として伝承されてきた言葉、神によって証しされた言葉、神のみ言葉が『聖書』なのです。
「古い契約」というのは「律法」のことです。この律法はモーセを通して古代イスラエル人に与えられた「十戒」を中心としています。それをキリスト教の教会も「神のみ言葉」と言い表しているのです。イエスも「わたしが来たのは律法や預言者を廃止するためだ、と思ってはならない。廃止するためではなく、完成するためである」マタイ5章17節)と言っています。この意味ではキリスト教の信仰は古代イスラエル人の信仰、つまり旧約聖書の時代から始まっているとも言えますね。もっと教会は旧約聖書を読むと良いですね。
(つづく)
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