〜楽しい「教会問答」(2)〜

      

   なぜ教会問答は学校の教科書のようではなく、「問答」形式なのでしょうか。


 教会問答は英語でCatechism(カテキズム)と言い、ギリシア語のκατηχεω(カテーケオー)に由来しています。意味は「口頭で教える」です。

 紀元前5世紀の古代ギリシアでは、対話(問答)による教育方法がありました。それは、師が弟子に何かを教えるというよりも、むしろ、師は無知なふりをして弟子自らが真理を発見するようにしたのだそうです。

 古来、教会問答は「説明するのではなく、提示する」と言われています。理解
したり納得することではなく、自ら問い、考え、気づくことの繰り返しを促しているのです。

 
問答に「教会」があるように、問答は個人が知恵や悟りを得るためにあるのではなく、神との交わり、そして隣人との交わりを通して体験されるのです。      

                                                                                                                             
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