宣教140周年記念事業「韓国ツアー」
2018年8月24日(金)~27日(月)
 

一日目は、李漢烈氏記念館見学。
ここは民主化運動の中で警察機動隊の催霳弾の直撃を受け犠牲になった学生を記憶し追悼する記念館。
夕方:韓国聖公会・ソウル大聖堂の信徒お二人による接待の夕食。

二日目は
、柳寛順烈士記念館見学。独立運動で逮捕され無数の拷問によって獄死した
柳寛順烈士の梨花女子高校内にある記念館。
その後、西大門刑務所歴史館見学 
独立運動家を収容した刑務所跡。狭い独房や酷い拷問の様子が再現されて展示。

昼食は前夜の方々の再度の接待。
午後、講演会:「日韓の歴史と精神のホロコースト・そして東アジアの未来」。
講師は孫基栄氏  滅多に聞けない韓国の自己批判を含めた講演が印象的。

その後、尹東柱記念館見学。尹東柱は留学して立教大学から同志社大に移り、
朝鮮独立運動に関わり治安維持法違反で
逮捕され、
福岡刑務所で人体実験と思われるような不明の注射を何回も強行されて獄死した詩人。
その詩は有名になり、
韓国で彼の名前を知らない者はないほど。

三日目(主日)は、ソウル大聖堂を案内していただき、11時の聖餐式出席。約800名の信徒が出席。
立教大学のBSAのメンバーが金大原司祭の引率で参加されていてばったり遭遇。

午後は景福宮、明洞大聖堂見学、その後安重根記念館見学。
安重根は日本の植民地政策による苦しみを解くため、伊藤博文を射殺したカトリックの信徒。
その後、南大門市場に買い物に行く。 

四日目最後の日は、朝から雨、パゴタ公園は強い雨のため車で見学。
小雨になってから仁寺洞、曹渓寺(チョゲサ)を散歩。

残りの買い物をして、空港へ。
羽田に予定通り着陸したが、雷と大雨のお出迎え。日本の反省の歴史を思い知らされ、
聖霊に打たれたような衝撃。

全期間柳時京司祭さんがレンタカーを運転しながら説明して下さり、大感謝でした。
大阪からわざわざ仁川まで来て下さり、我々を迎えていただき、また送ってもらい、
寝食を共にしての今回のツアーにご協力いただいたこと、心から御礼申し上げます。

因みに、この報告が昨日柳時京司祭からfacebookに載り、早くも95人の「いいね」がありました。

                                菊池邦杳兄・記(写真共)


   
   ソウル大聖堂にて主任司祭と共に              聖歌隊の方々と

   
   ユンドンジュ図書館にて                     焼肉店で

   
   ソウル大聖堂司祭館前にて                  講師と共に

   
   講演を聴く                             説明を聞く

   
   帰りの日に                            柳寛順像の前で

       
       明洞大聖堂                    南浦麺屋にて